因業雁木

中央分水界

面白山から蔵王 190915・16・17・18

17日。 4時起床、霧がビュービュー流れていてテントにしずくがポタポタと落ちていた。

天気は回復傾向にあるとは言うものの此処は山、霧が晴れないことには今日もまたびしょ濡れかの?

着替えがびしょ濡れになるのは辛いし~、時間にも追われているし~。

笹谷峠で途中下車だと町まで遠いよね~ここからだと高瀬駅に下れば二駅で出発点なんじゃが、ふ~む しかしまた来るとなると7~8万円かかるよの~

軟弱なワシと貧乏なワシが小突きあう。

8時ごろになると時折パーっと日が差してきて、パーっと暖かくなった。

パーの間隔が短くなってくると、そそくさと準備をして9時半出発。

途中の尾根から神室山f:id:gansudegansu:20190929174146j:plain

12時。山形神室山、清水峠からワシは2時間30分でヤマップは1時間20分

チョットしつこいか

先客はご夫婦のみ、いろいろ山を教えてもらった。

蔵王まで行きますと言ったら、蔵王から○○山を越えてさらに、、、

と延々と続いた、すいません付いて行けません。アッハッハッハー

南蔵王縦走コースの説明だったんかの?

尾根から振り返って月山 

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これから歩く八方平、蔵王は雲の中。 

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13時50分。笹谷峠、斎藤茂吉の歌碑

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ここからも、蔵王縦走コース。

鉄塔を過ぎたあたりで、ソーセージを食べていたら若い二人ずれの方が降りてきた。

どちらまでですか?

蔵王まで

凄い人ですねー

褒められても、初見のワシのチキンハートが震える。 

お気をつけて。 ハイありがとう

コース途中の渡渉地点(地理院地図)から60m下がってチョロ水を給水した。

尾根に17時。稜線から振り返って中央左に神室山、中央に大東山、大東山右肩奥に船形山?

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前山?のトラバース道は雪で寝そべった生木を横切るように付けられて居て、一番歩きにくい所だった。

前山分岐に17時30分、テントを張った。

あれが蔵王か?まあ~だろうな~ ?マークが付くほど遠くに見えた。

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18日。6時15分出発

雁戸山への登りで若者が抜いていった。

笹谷峠から1時間半位だと言っていた、この地の人は?速いの。

雁戸山6時50分、

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雁戸山7時40分

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ガレ場から蔵王

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八方平避難小屋には8時50分ごろ、名号峰には10時50に着いた。

避難小屋からさらに下るのは想定外で、下った分上り返さないといけなと思うと嫌気がさす、登りに差し掛かるとしんどいしんどいヤレヤレ。

名号峰から30分で注意看板のある分岐、さて右か左かと思っていたら「ア~迷っちゃった~」と飛び出してきたのは東京のお姉さん。

左が迷いなら右かの?

「ここを下ればどこに降りられますか?ここはどこ」

注意看板の所で出会ったのがグッドタイミング。

事の顛末は「ロープウエイで登って熊野岳から避難小屋まで歩いたけど、ガスっていたから苅田岳は諦めて、ロープウエイへのトラバース道を間違えた」と言う事に落ち着いた。

上りながらもよくしゃべる人だった。

13時ごろ避難小屋辺りの尾根へ、ガスっていて少し不安だったのかロープウエイで下りませんかと誘われた。

達成感てんこ盛りの「デポしておいた自転車で、、」はガスの中へ、なんだけど疲れていたから此れで良かったんかの。

バスと電車を乗り継いで、面白山高原駅の藤花山荘には17時半ごろ無事帰着した。

夕食には、ワシの好物のとんかつと焼きサバ二品がデデンとテーブルに並んでいて感謝感激だった。

19日。苅田岳は少し秋色

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デポしておいた自転車を回収して、白石ICから帰途に就いた。

               おしまい