因業雁木

中央分水界

十字峡から鳩待峠 (藤原山からUターン)

この地は70までには歩きたかった所、片品村の天気も良いし気温もぐっと下がって迷走台風(14号)が去った後となると心地よい風も吹くのではなかろうか等々、久々の分水界歩きは妄想が爆走

前日は畔地温泉こいしに泊った

十字峡までタクシーの予定だったが自転車のロードレースがあるとゆうことでタクシーは諦めざるを得なかった

まッ 結果オーライ

藤原山辺りから背中にピキパキと時折痛みが走るし、翌朝は濃い霧が吹き上がっていて山の神の「またおいで」のご宣託、山の神に愛されていればこその「またおいで」

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軌線は手書き(地理院地図を加工)

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19日。十字峡を6時に出発

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若者は次々と追い抜いて行った

6時50分。登山口

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7時30分。1合目

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8時20分。2合目

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2合目は見落としたかと思っていたが、ヘナヘナと笑っちゃいました

10時20分。5合目

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朝方まで雨が残ったおかげで梢を揺らしてシャワーを浴びる、実に気持ちいい

狼岩

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12時30分。ごろヤットコサで丹後山小屋

福島ラーメンを食べて一休み

大水上山直下から平ヶ岳までの尾根がハッキリくっきり

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大水上山からの下りでは笹が滑る、ウン直下には崖が見えていたような?踵を打ち込みながらザックから滑り止めを出すのが難儀、装着するのも難儀で10分位もがいたか

17時

ササの上より岩場の方が良いだろうとテントを張ったが、着替えを敷いても寝返るたびに痛くて目が覚める

20日。5時30分出発

下って来た尾根と兎岳

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1659から越後沢山

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藤原山辺りからピキパキと背中に痛みが走る、不整脈のあるワシは心臓が悲鳴を上げているのかと不安になって、これはもう引き返すしか無いと思ったものの引き返してテントを張れる適地迄は距離があるしでヨレヨレと進むしかなかった

16時50分、藤原山から下った鞍部の疎らな笹の上にテントを張った

テントは揺れないもののゴウゴウと風の音が聞こえて来て何度も目が覚る

21日、朝方はポタポタと滴の音、濃い霧が谷から吹き上がっていた

ササの葉が乾き始めた8時30分頃からUターン

中央に荒沢山かの

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越後沢山

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大水上山直下から

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大水上山には18時50分で山小屋には19時10分だった

山小屋には兄貴(1歳上)と二人、兄貴はボランティアで登山道の草刈を泊り込みで行っているとの事

あれやこれやの後「勇気ある撤退だよ」と褒められて大好きな缶ビールを頂いたけど胃袋もヨレヨレなのか苦い味だった

22日。兄貴は早々に出発、ワシは少し遅れてゆるゆると何度もヘタリながら下った

登山口から河原に降りて清らかな流れに足を浸けて一休み。

           つづく