因業雁木

中央分水界

平が岳から大水上山

さて、今回の台風は千葉県沖を北上中、前回よりは期待できるかと思っていたが暑くて風もなかった
大水上山から鳩待峠は諦めて、平ヶ岳から大水上山へと半分にした
10月1日。浦佐の「旅館てじまや」に泊まった
浦佐からバスで奥只見湖へ、さらに渡船で鷹巣への予定だったが台風の影響で運行は当日にならないと判断できないとの連絡
予約はキャンセルして車で行くことにしたけど、下山後に車を回収に行くことを思えばヤレヤレ

軌線は手書き、地理院地図を加工

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2日。旅館を4時ごろ出発して鷹ノ巣の駐車場には7時ごろ着くと既に5~6台の車が駐車していた

奥只見湖

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鷹巣の登山口を7時15分に出発。
この辺りから急登の始まり

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10時05分下台倉山からガスの平ヶ岳

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池ノ岳手前から燧ヶ岳

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14時10分姫ノ池から平ヶ岳

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水場に下って給水
15時15分平ヶ岳ここまで8時間を要したが大丈夫か?
「入っちゃだめよ」な所をヨッコラショと越えた、老い先短いおやじの我儘を許してくれんさい
湿原を下ると灌木の尾根、この先テントを張れそうな所は望めそうもない景色だったので尾根センターから右下の鹿道に逃げる
17時15分頃、2072直下の砂地の上にテントを張っているとゴロゴロと雷さん、幸か不幸かアンテナはシャッキと立っていて、知らぬが仏とはいかなかった
雷雲は十日町を通過中、この辺りには15分後
本体の端っこが通過予報なんだけど逃げるべきか逃げざるべきか音はすれども稲妻は見えないとゆう意味不明の安心感、寝袋に潜り込んでナンマンダブツ。
3日。6時10府頃出発、朝方の気温は9度サッブゥ~こうでなくっちゃ
尾根センターはタコをひっくり返したような灌木が続く獣道、敢えて言えば木肌がこすれた跡
獣道は左側の樅ノ木へ下った後尾根センターへ戻る
2072からの下りは根曲がり、勢大に尻もちをつくが痛かったのはザックか

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平坦になると笹とハイマツ、尾根を見渡せるのは絶大な安心感

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剣が倉山直下の岩コブは両サイドにハイマツ

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左の方に谷川岳か?

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10時40。分剣が倉山から、越後3山と言いたいところだがちょっと違うような

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中央の両裾を広げているのがにせ藤原山で左端の所が崖ピーク、手前のたるんだ所に滝が倉山なんだけどさてどのコブだったか?
15時50分。滝が倉山
ササを踏み倒してテントを張った、さて此処はどこじゃとスマホを見ると「滝が倉山」地図表示の間違いかと思った
4日。7時30分出発
テン場から西の景色

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左から2つ目が崖ピーク

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今日は朝から熱いし風もないのに参った
チャプスを外して上半身は半袖、当然にズボンには鍵穴が一か所できて腕には小傷がそれなり
手前のピークに崖ピークは隠れていて右端がにせ藤原山、大水上山への稜線もだいぶ近づいてきた

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崖ピーク、ラスボスか?右を巻いてもいいのかなと眺めていた

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崖ピークには9時40分。
大した所ではなさそうに見えたが、ザックを下ろしてピーク直下のハイマツにロープを括った
木陰で一休み

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越後沢山、あの尾根を歩いたのはもう4年前の事かと思うとちと情けない。

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12時50分。にせ藤原山

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中央の草地(デルタ)を20分下って給水

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ザァーザァーバシャバシャと音のする方を見るとでかいブリッジ、年を越すんだろうなあ~

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取り敢えずろ過した冷たい水を飲む、これが悪かったか?
「スーパーには空腹で行くな」の真逆で、5リットルの予定が3リットルになってしまったのだった
尾根に引き返して、ペットボトルの水を半分飲んでも飲み足りないような、、
あ~ 後の祭りか
しかしだ、大水上山への尾根で山の神が手を差し伸べてくれたのだった。
17時。前回の泊地にテントを張った

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5日。6時30分出発
藤原山西の尾根から

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今日も暑いし風が無い、口の中が粘ってくると潤す程度にチビリと口に含む。
いつもの(DA・KA・RA)を拾ったのは手前の尾根を登っている時だったか、
前回落としたような気がするけど記憶はおぼろ。
賞味期限は22年6月、ゆっくりと蓋を回すとピキリ、、パキリ、イヤーごくごく、ありがたやとゴクゴク飲んだ。
兎岳

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荒沢山

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中岳

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山小屋についたのは16時
熊さんは犬より鼻が利くらしい、テントでは御法度のラーメンを食べて寝た。
6日。6時20分小雨の中を出発して十字峡入り口に着いたのは10時50分。
本来ならここに自転車をデポする予定だったが、ひょっとしてまた引き返すんじゃないの?な思いに囚われた残念な脳ミソ。
小雨の中、野中のバス停へ歩けているこれでいいのだ
バスと電車を乗り継いで浦佐の「旅館てじまや」さんへ
渡船がオイル漏れで明日の運行は、、のtelが有ったが、その後運航出来るとの連絡。
7日。てじまやの御主人に浦佐駅のバス停まで送ってもらって奥只見湖へ。
発動機の懐かしい匂いを吐きながら出港

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荒沢山見えてますのアナウンス

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我が家には8日の昼頃帰宅。

夕方に魚沼警察署から電話が掛ってきた「登山口に3~4日車が止まっているから遭難したのでは」とSNS在ったとの事、ウ~ン登山届は出さなかったからのう、、
しかしだ、嫌みな話は一つもなくて最後に「新潟は良い所ですからまた来てください」との事。
ウ~ン流石兼続生誕の地、人は良いし飯もうまいし温泉はより取り見取り、只雪が、、BS1の天気予報は雪雪雪、、吹雪吹雪
        おしまい