因業雁木

中央分水界

王貫峠から吾妻山09/09/09

 8日。吾妻山まで再度挑戦、無理は承知。3時に起きて2時間半余りのドライブは少々応えるから、近場で1泊しようと、比和町の「かさべるで」に電話を掛けたら「満室」、吾妻山ロッジも「満室」???
 吾妻山で撮影会があるらしい、残念。

 タクシーで出発点に戻るしかない、比和観光に電話をしたら17時以降なら何とかなりますと言われたので、吾妻山ロッジに着いたら再度電話をしますと曖昧な予約をした。

 9日。2時に起きる、5時30分頃王貫峠に着いて5時50分出発、林の中はまだ薄暗かった。 で、18時20分に俵原越(たわらばらごし)にヤットコサで到着。
 三角ピーク辺りの島根県側は開けた所で、集落がぽつぽつと見えるから、タクシーを頼もうとしたが携帯は圏外、横にしても縦にしても高くかざしても、、、俵原でご無心を言うしかないか。

2キロばかり下って家は在るのに人の気配が無い。さらに下ってヤット灯の漏れる家の戸を叩いた。
じつわ~、、、、と私。ヤレヤレ、、、ソリャーソリャー、、、と家の人。 温かいコーヒーとお菓子と温かいお茶とイカの燻製をご馳走になった。「山のぼりゃー面白れぇですかいの」の質問に戸惑った。
 比和観光のタクシーは19時半頃に到着、外に出ると満天の星空だった。
感謝、感謝。。

5時50分、小雨がぱらついたのか所々道路が濡れていたし、尾根はガスが掛かっていたから合羽を着た。
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6時40分、迷い尾根のタコブナを計測したら胴長3メートル余り、少し楕円形。勢いのいいブナだ。
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 7時30分、ヤブ
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 地面を這うように枝を伸ばし行く手を阻む、踏み付けるとよく滑った。
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 7時43分、小ピークから鯛ノ巣山方面
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 小ピークの花
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 山梨は、渋くてすっぱかったがなんとなく梨。
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 8時、P873.1 点の記「水谷」手前の尾根から、右側の「水谷」から伸びる県境。20分で「水谷」予定より30分オーバー。
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 P843からの下りで尾根を間違えて、藪の谷に降りてシマッタ。
 少し焦りが出てくるとすぐこれだ、腐れ木の匂いのする水を呑んで一息入れて谷に沿って登り返した。 おおよそ1時間道草を食った。
 水谷から呑谷へ越す鞍部に11時。予定より2時間オーバー、この辺りの笹の葉は乾いていたから合羽を脱いだ、尾根にガスが掛かっているのは気になったが、、12時25分毛無山 
 猿政山への尾根から毛無山、手前P1129。道草を食った所は、毛無山の尾根が右下へ落ち込んだ所の向こう隣り。
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 13時30分 猿政山。毛無山からは踏み跡を歩いた、県境尾根から外れる所もあったが、、
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 猿政山の尾根から三角ピークここまでは07/10/31に歩いている。左「横谷」、右仲良しブナP
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 14時24分、内尾谷分岐。三角木札に「俵原越から4時間」と書かれていた。
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 「横谷」手前の、平坦な尾根のブナ。
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 15時44分、P1180.6 点の記「横谷」
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 16時40分、三角ピークから振り返って中央に猿政山、右「横谷」左仲良しブナピーク。
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 17時、三角ピークから下った所から、吾妻山と福田頭
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 17時35分、P1025.2 点の記「境山」
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 18時17分、俵原越。「境山」からの県境尾根には地籍調査の黄色い杭が打ち込まれ、尾根の笹が幅2メートル程度刈り払われていて、若い笹がまばらに生えていたものの歩きやすかった。
 赤や黄色の杭に誘われて過去に何度か尾根を外したが、杭は県境から外れることは無かった。。
 ぶらぶらと道を下ると汗が冷えて寒かった。
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