因業雁木

中央分水界

野組から備中湖 10/08/14

650分に野組みを出発、朝方まで降っていた雨は止んだが、カッパのズボンを履いて、栃峠の民家を見ながら県境尾根を下った。
4回目にしてヤット県境尾根が理解できた。
811分 大岩
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944分 大二吾迫(四等三角点) 
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 蒸し暑くて、緩やかな上りでも直ぐに足が止まって、水分補給。
 
1046分 福田山(三等三角点)西側の鞍部
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11時ごろから薄日が差してきて、湿度も下がってきたのか汗で濡れたタオルが冷たく感じられるようになった。
福田山東側の鞍部で一休み、合羽を脱いで、汗で濡れたシャツを4~5回はたくと愕くほど冷たくなって何度も繰り返しながら一人で笑った。
 
1221分 権現山
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1239分 権現山東の林道を過ぎて、地形図に無い林道
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26日には、左45度の角度で突っ込み、3日には、この林道に掬われて正面から帰ってきた。
桧の植林帯に沿って15分ほどで、県境際に鶏舎が見える鞍部、南に緩やかに上って東へ下れば二軒目の鶏舎で、3日にはここで終わった。
鶏舎を左後ろに見て上ればP654、梢に見える猪辻山や麓の鶏舎を眺めながら下って、県道へ出た。
国土地理院の県境線には鶏舎が有って、ヤフー地図の県境線は鶏舎の西側の尾根に有る。
鶏舎西側の尾根は、電力と、通信のケーブルが施設され、3~40メートルの幅で雑木が切り開かれていたから背丈ほどの笹をこいだ。
 
1414分 猪辻山 P730、二等三角点、点名猪ノ辻
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猪辻山南西(備中湖)への尾根
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最初ブルーの紐、途中で見失って斜面を下ると、2~3メートルのコンクリート道。
道を登って県境尾根に、ここからはピンクのテープが有ったがこれも途中で見失ってとうとう谷へ降りてしまって、谷を下った。
上り返す体力も気力も無く、備中湖へ降りることだけを考えるようになっていた。
 
15時34分 目尾 
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アスファルト道の電柱には「メオ」の表示、湖畔の県道かと思ったが、梢のはるか下(標高差250m)に備中湖。
 
15時43分 県境(夕待ー目尾)
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右下(県境)へ下る未舗装の道に新しい轍が有て、備中湖まで続いているものと思って下ると、県境線上の一軒の廃屋で行き止まり、墓所には新しい花が添えられていた。
ここからの標高差は後150メートル余り、尾根は尾根らしく植林帯の中で、しっかりとした踏み跡が尾根上をこきざみに蛇行しながら下っていたから、昔はよく歩かれたのだろう。
 
 
16時15分県境 
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デポしておいた自転車で一路 東城町 野組へ、ここからR182まではおおむね下りで、「よく歩きました」のご褒美を貰った気分だった。
18時ごろ出発点に帰着。
 
備中湖
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水場
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