因業雁木

中央分水界

野組から備中湖(3回目)10/08/03

 
 6時45分出発、曇り空で少しガスっていた。
 2ℓのスポーツドリンク(燃焼系)と2ℓのお茶と野菜ジュースと牛乳でおおよそ5ℓを用意したから、リュックは10キロになった。
ゴルフ場予定地だった広場を突き抜けて,県境尾根だと確信していた尾根を下るとやはり砂防提のある谷へ降りた(県境尾根は、栃峠の民家が直ぐ下に見える尾根だった)
砂防提の下の花(何処にでも有った)
 
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8時10分 県道108号線
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川を渡渉して尾根を登るが体が重い、曇り空で歩き易いだろうと思っていたが蒸し暑くて汗で濡れたタオルは冷たくならなかった。
何度もリュックを降ろしてガバガバ飲んで、氷で首の後ろや脇の下を冷やした。
 
防波堤のような県境 (福田山西側の鞍部)
 
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幅は2~3メートルで、両側の土地はゴッソリと削り取られている。
砂鉄がよく採れる所だったのだろうか?
 
10時40分 三等三角点  福田山  
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大きな松ノ木だが枯れていた。
26日には、正面の尾根を下ってしまった。
 
権現山
 
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県境尾根からハッキリと見えるのはここだけ。
権現山へは12時10分
 
 
12時30分 雨比ノ宮
 
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少し余裕で寄り道、福田山辺りから薄日が差してきたから湿度も下がったのだろう汗で濡れたタオルは良く冷えて元気が出てきたのだった。
 
県境へ引き返して植林帯と雑木林の際を東へ歩く、何が何でも突き抜けようと思っていたのだが、南への尾根に取り憑かれてしまって備後高野の上方の道に下りてしまった。
林道を東へ歩いて尾根の鞍部へ登ると、梢の向こうに大きな建物が見えてきたのは鶏舎だった。
取り敢えず県境へ立つこととなった。
ここから緩やかに尾根を登り詰めてピークから左へ90度曲がって下り又緩やかに上り詰めてピークから左へ90曲がって下ると猪辻山の麓の鶏舎に出るハズだったが、県境沿いの2軒目の鶏舎を猪辻山麓の鶏舎だと思ってぐるりと巻いたから終わった。
鶏舎入り口の車道に立って、右上に上り詰めれば猪辻山かと眺めていたら「何か用ですか」と声を掛けられた。
猪辻山を聞いたが知らないと言はれたので、地形図を見てもらったが分らないらしい。「ちょっと待っててください」と言って持ってこられたのは広い道路マップ、「この辺りです」と指差されても私にはサッパリ?
「水分は有りますか」と聞かれたから「水を少し下さい」と言ったら、500CCのお茶を「どうぞ」と言って差し出されたから有りがたく頂戴した。
車道を少し下って三叉路から左へ登ると最初見た鶏舎、ここの北側の尾根を巻いて、一旦谷へ降りて少し登ると地形図に無い林道、この林道は権現山東側の林道と合流した。
「この谷を下りゃ河内へ出るが荒れとるじゃろうのう」の言葉を思い出したから、「雨比ノ宮」にお参りをして、1軒屋の小父さんの方へ歩いた。
谷の破線道は、藪とヒノキの倒木に塞がれた所で藪は高めに巻くことも出来たが、痛いのをこらえて中央突破したから風呂に入って2度目の痛みを味わうこととなった。
 谷の中ほどより少し下に大きな栃の木が有った、見た目4メートル、感動すれば大きく見えるから???写真を撮らなかったのが残念。
河内に下りて18時にタクシーを頼んだ。