因業雁木

中央分水界

R482から人形峠(敗退)12/05/16

 R482から人形峠まで二泊三日の予定だったが敢無く敗退。
前日は、田代峠に食料をデポしておく為に6~7キロの買い物袋を手に提げて谷を上り詰めていたが、途中でギブアップ「明日の足さんごめんなさい」と枝に引っ掛けた。
6時にR482を出発。少し登ると踏み跡があって、県境尾根がヘアピンカーブする所をトットト通り過ぎ眩暈のしそうな地形図(鳥取県)の中に迷い込んでしまって、おおよそ1時間30分のロス。
 大原東側の536ピーク辺りは「県境尾根そのもの」な景色なのだが、標高差2~30メートル南へ下る尾根がサッパリ分からなくてままよと斜面を下ると湿地、450メートル上り詰めて県境。
 8時に着く予定の所へ1230分。
 
 1430分。4等三角点で「浜子」
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  此処から少し下ると県境を越える車道。
 
1510分。4等三角点ですが、基準点一覧の地図にまだ無い。(695ピーク?)
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1610分。4等三角点で「津黒」(797ピーク)
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18時15分。車道から標高差90メートル登った尾根の肩で予定より5時間遅れ
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 新しい登山道が就けられているのかと思っていたが、ネマガリ竹のタケノコ採りの人が迷わないために刈り払っているのだとゆうことをタケノコ採りの人に聞いた(17日朝の事)。
 遡って17時にヘアピンカーブの車道、1730分にさらに車道。
 此の肩から県境が東へ伸びていると思っていたのだが、、県境は、津黒山ピークの肩から伸びていて、地形図も景色も見えていて観えず、残念。
平らな所に刈り払われたネマガリ竹を積み重ね、その上にテントを張った。
 17日。4時に目覚ましを設定したが、遠足の日の子供のように目が覚めたのは15分前。
 5時半頃、頂上を目指してネマガリ竹が刈り払われた処を登っていると、下の方でガサゴソとかなり大型の獣の気配、オオーイと声を掛けるとオオーイと返してきたのはタケノコ採りの人だった。
 悪いことは重なるもので、6時には出発したかったから頂上は諦めた。
 急な斜面を横切るのだが、雪の為に寝癖の付いたリョウブや依怙地な灌木が茂った所で、とうとう車道に落っこちた。
 少し引き返すと昨日横切った車道、やっと目が覚めた。
 此処から再度上り詰めて仕切り直そうかとも思ったが、田代峠への谷に食料をデポしているのだから急がないと、、
 
820分。大谷峠から津黒山 
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 頂上付近の茶色っぽい所はネマガリ竹だと、遠目でも理解出来る様になりました。
 
930分。左端の尾根の向こうに田代峠。 
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まだまだ距離がありそうなのに地形図上ではすぐそこ?現在地点はA4用紙の端っこ、次の地図の端っこに「田代峠」ひょっとして尾根をかっ飛ばして印刷したのか?飲料水もこれで計画したのだから万事休す。
 直ぐ下の林道へ降りて、13時ごろ津黒高原荘に着いて、タクシーで出発点に着いて、田代の食糧を回収して、人形峠の自転車を回収して帰路に就いた。
 久々に自分自身に疲れた山歩きで、庄原、三次は稲妻が走って時折土砂降りになった。
 後記、カッ飛び部分の尾根を印刷した後だった「なにかごようですか?」と当の地図が見上げていた、どうやらピタリとくっ付ていたらしい。