因業雁木

中央分水界

須川温泉から大森トンネル(惨敗)14/07/15

14日、東山南側の標高点1096に食料と水を、大森トンネルに自転車をデポして首尾は流々。
 15日、須川高原温泉640分出発。
 景色の無い灌木の中を下っていくと、何十年か前の道?
 幅は有るものの小枝が張り出しているから、歩きにくいことに変わりは無かった。
 尤もこの道は雑草の茂ったキャンプ場へ、さて此処は何処なのかさっぱり分からん。
 此処には2度舞い戻った。
 気を取り直して灌木の中へ、時間がどんどん過ぎていくのに焦った。
 歩き易い涸れ沢な所を下れば、地形図上の湿地かと思っていたが、急な流れの湯尻沢。
 木に登って景色を確かめながら斜面を横切って稜線を目指したが、寝そべった根曲りに行く手を阻まれる。上に向かって根曲りをかき分け、薄い所は稜線を目指した。
稜線はすぐそこなんだが、昼を過ぎてもサッパリ埒があかん、、と言っても只もがくのみ。
 日が傾いてくると太陽に向かって歩けばいいんだなと思っていたが、いつの間にか太陽を背負っていて、ちょっと恐怖、回れ右で太陽に向かって踏み出せない。
 木に登って景色を確かめると、狂った脳ミソはスッキリ。
 ヤットコサ尾根らしき所に取り付くと、目の前には栗駒山荘。
 国道に降り立ったのは18時だった。
 16日、デポした食料と自転車を回収して、R342から水沢ICへ。
 眠い感覚は無かったが欠伸が連発しだすと一瞬瞼が閉じて、 もう少しで「瞬眠暁を覚えず」だった。
 首筋を揉み、肩を回しながらSAへ。
 
 おまけ
 
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 極楽寺山のウスキキヌガサタケ、雨の多い今年は盆前まで派生していた。