因業雁木

中央分水界

雲雀峠から明敷峠 14/11/8・9

雲雀峠から美祢市萩市の市境界(分水界)を歩いて明敷峠へ2泊3日の予定だったが、男岳に憑りつかれてしまって敢無く途中下車。
 雲雀峠を8時30不出発、切り落とされた斜面を攀じ登って尾根に取り付いた。
9時50分、尾根分岐 
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左は小野集落へ、右は雲雀峠。
 
 高羽山東のコブに11時。踏み跡を少し下った所から眺める谷の景色は美祢市側に落ち込んでいるように見えていて、高羽山南のコブへ迷い込んだ。
迷いコブから3本の尾根を下り上りして、萩市側の谷がほぼ半周しているのに気付くまでほぼ1時間半を要した。
 13時35分、標高点626ピークから
 
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    最奥に男岳、手前女岳、右に雨乞山
 
14時50分、雨乞山へ 
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 女岳には16時50分に着いてテントを張った。
 夜半まで強い風が吹いて、翌朝は小雨とガス。
 明るくなるのを待って7時出発。
 目の前に高見が有るとついつい登ってしまう、男岳雨量観測所跡に8時30分。
 此処が男岳西側の市境界のコブだと勘違いをしてしまって、踏み跡をトットト下って行くと尾根を外れて谷へ。
 西へ下れば美祢市側だろうと、尾根を引き返してさらに東側の尾根を下って谷へ落っこちた。
 薄い踏み跡を上り詰めた鞍部が桂坂峠?ここから南への尾根は地形図と随分違ったが、小藪な尾根を突き抜けるとアスファルト道に出た。
 さてさて此処は何処?少し山手に歩くと県道307号線の標識、橋(岩瀬戸川)を渡った所からはダートで、県道は猪除けの鉄柵で塞がれていた。
 立ち位置は理解できたが、岩瀬戸川の谷を横切った覚えは全く無いんだが?
 ひょっとして此処には魔物が棲んで居るのかとさえ思った。
 男岳雨量観測所跡ピークに取り付いた時点で岩瀬戸川の先端を捲いていたという事は、帰宅後に地図をスクロールさせてやっと理解出来た。
 明敷峠まで県道を徒歩歩、明敷峠からはデポしておいた自転車で雲雀峠に15時ごろ帰着した。
追記。14年最後の山歩