因業雁木

中央分水界

15/06/20・21 大森山トンネルから三界山

 大森山トンネルから湯田まで歩く予定で、東成瀬村から湯田へ越える峠に食料をデポしに行ったが、此処で刻むのもいいよね~に気移り。
 大森山トンネルから二日で歩けるだろうと思っていたが、三界山でリタイアとなってしまったのだった。
 
 成瀬温泉「東仙歩」の主人に大森山トンネルまで送ってもらい8時出発。
 830分。大森山トンネル上部から藪漕ぎ。
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 マッほんの20m藪を漕いで焼石岳への登山道へ
 大森山への取り付き迄は登山道を歩いて、捲き道と分かれたのが950分。
 1120分。P1149大森山、点名大森
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 下りから、中央の小高いコブが釈迦ざんげ。
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 灌木と根曲りの中は木に登って景色を眺めながら下ったが、秋田側の谷へ落っこちた。ここから右へ右へと努力はしたんだけどね~
 釈迦ざんげに着いたのは14時。
 登山道が胆沢へ下る辺りから藪尾根へ。
 1420分。図根点
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 1440分。標高点1054北東のコブへ。
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 このコブを越えてから景色が分からなくなって、急な斜面を下ると登山道の渡渉地点だった。
 分水界歩きが渡渉するわけにはいかない、引き返す気にもなれず、de川床を歩いて右岸側の藪へささやかな抵抗、気休め。
 少し歩いてさらに渡渉地点、三界山でテントを張りたい一心で渡渉してシマッタ。
 16時44分。柳瀞(やなぎとろ)から三界山。
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 胆沢へ下った後、取り付く尾根は?日没までに辿り着けるのか?外した尾根も気になってきて、結局、渡渉地点から標高点1117へ上ってテントを張った。
 
 21日6時20分出発。胆沢直上の尾根は灌木と根曲り。
 小枝の枯れた切り口が点在していたから、先達も苦労されたんでしょうね~
 三界山への取り付き(ヤフー地図の県境線を参照)に8時。
 尾根のヒキガエル
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 拾い上げてみると、つきたての餅のような感触に感動した。
 県境尾根への急な所は根曲りと灌木。灌木は寝そべっていてやねこい所だった。

 尾根から振り返って。
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 右上に大森山、三点の崩れた所の上が1117で左下が胆沢。中央左端の樹林帯が取り付。
 尾根の肩(標高1300)からは小ぶりな根曲りがピークまで。

 花
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 右上にあざみ?
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10時40分。三界山、点名三界。
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「三界山」は石を背負っていました。

 焼石岳と南本内岳
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 これからの尾根
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なだらかな所の残雪の辺りが県境、左に1267ピーク、その向こうに蟻巣山、中央に三森山。
 だだっ広い所は一見歩き易そうだけど根曲りより手ごわい灌木?蟻巣山の向こうの峠に今日中に、などトンでもございません。
 胆沢へ下って夏道へ。「東仙歩」へ連絡すれば迎えに来てもらえそうだったが、戒めの為に歩いて帰りました。
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おしまい