因業雁木

中央分水界

17/04/23・24・25 十石峠から三国山

23、24、25日と、長野と群馬の県境(分水界)を十石峠から三国峠まで歩いた。
 藪漕ぎを覚悟して来たけど、尾根筋は概ね落葉松で笹は全て枯れていた。
 十石峠は電波の届かない所。
ひと登りした所の送電鉄塔でもアンテナは立たなかった「送電鉄塔の脇
なら大丈夫」とゆうわしの伝説が一つ消えた。
ほんの少し登るだけで、ふくらはぎの力がストンと抜ける、まるで踏ん張りのきかない腐った雪のようだった。
この地での車中泊は初めての事で、広島から800キロ余り走っての車中泊は流石に堪えた。猛省、猛省。
 
5時06分日の出、十石峠を6時に出発
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7時35分、栂峠に2キロの道標。
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正面の尾根に取り付いて右上に。

8時05分、四方原山、茂木山分岐。
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8時40分、栂峠とプレート。
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新三郎への尾根から八ヶ岳
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9時20分、新三郎1681P三等三角点で「越方」
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送電鉄塔から御座山(おぐらやま)
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11時50分、ぶどう峠
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12時20分、1598P四等三角点の「切丁」
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尾根の枯れ笹
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岩の上の境界柱
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浅間山は勢いよく白煙を吹き上げていた。
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15時30分、1822P赤火岳へ(三等三角点の「木次原」)
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 標高差100mを30分かかった。

赤火岳から下った所でテントを張った。
 
24日、6時15分出発
 
7時30分、御座山分岐
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右に歩けば御座山
御座山分岐から少し登ったピーク(1972)から下る尾根の取り付きにはえんじ色のテープが取り付けてあった。
倒木が多く広い尾根を右や左の谷を眺めながら慎重に下る。
ズリズリズリィ~と左足が滑って股裂き、腐れ木を踏んだのかと思ったが枯れ葉の下は「氷」だった。
 
8時15分、弥次平
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山が一番さんのページを覗き見していたから此処から林道に下って給水。
キレイな水でした。
 
10時、1916P石仏。三等三角点で「会所」
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12時50分、1847Pから
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落葉松の向こうが大蛇倉、その右に蟻ヶ峰。

 いいね、わしの好きな看板
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14時40分、1815P船留
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御巣鷹山方向に手を合わせたが、少々早とちり
 
16時、1962P大蛇倉山
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直下の岩コブから標高差100mを40分、尾根には「氷」の上に枯葉が被っていて怖い怖い。
 
昇魂碑はまだ先だった。
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16時45分、昇魂碑分岐
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何のゆかりの無いわしは少し気が差すけど、動かないより動く方を選択。
ここにテントを張った。

25日
 
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 少し荒れた感じなのが悲しい。

 8時15分復帰。
9時10分、1978P蟻ヶ峰(高天原山)二等三角点で「蟻ヶ峠」
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1113分、三国山から小川山。
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ま、小川山の一人勝ちかの
 
11時45分、三国峠
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 川上村からは通行止め(路肩の崩落)
自転車はOK
 
12時15分頃から出発。
大よそ70キロは電動自転車とは言えヘトヘト。
4時45分頃出発点の十石峠に帰着した。