因業雁木

中央分水界

17/06/27・28・29・30 巣郷峠から笹峠Ⅱ

 29日
 5時30分出発 
 6時20分、割倉山西の分岐
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 下るのはこの尾根だった。
 なだらかで広い尾根のブナの森は、標高点766ピークまで続いていた。
 現在地が理解できない地点も有ったが、防波堤の様に見える標高点766ピークに辿り着く事が出来た。
 
 8時、766ピークから鳥海山
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 これまでとは一変して根曲の森
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 此処からの下りで、国土地理院地図の県境線は分水界を少し外していた。
 ぼやけた尾根の中を右往左往、9時30分に漸く県境線と根曲ロード(破線)の合流地点に着いた。
 おおよそ500mの所を1時間半も掛った。
 
 10時、チョット外し過ぎかの
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 この尾根からの支尾根を破線道が横切っていて、破線道は急な斜面を下っていた。
 ヒョットして破線道は県境を越えたのかと「スイッチ」が入ってしまって、破線道の東側の尾根をトットト下って谷へ、、、
 谷は広くてなだらか、ひたすら登り詰めれば分水界とゆうのがお気楽なところ。
 途中から踏み跡と合流して、登っていたら上の景色に11時30分。
 前世が伝書鳩おじさんの面目躍如と言ったところかの?
 疲れや焦り、イライラしていると我が想いだけが先行して、なかなか「スイッチ」がキャンセル出来ません、困ったもんだ。
 
 境界見出し表
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 この近辺の歩き易い所にだけ取り付けられていた。
 
 尾根から
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 中央に女神山、その右が真昼岳。女神山の手前のなだらかな尾根が笹峠辺りかの?
 
 分水界の碑
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 木藪の向こうの艶やかで黒い物体にドキリ。
 反対側に流れ出る雨水は雄物川(おものがわ)を下って日本海へ。
 
 13時、萓峠
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 この景色に降る雨は太平洋へ、尤も道路が無かったらのお話。
 13時30分、600ピークで三角点?
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 此処から谷を捲くのだけど、谷の向こうに見える尾根がやけに遠くに見えていて、林道に下ってシマッタ。
 林道脇の「オダマキ」ピントが合っていませんね。
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 林道と県境が接する辺りで尾根に取り付くとブナの森が広がっていて、見える景色はチョットだけど期待が持てそうだった。
 水袋を懐に入れて、600ピークへの尾根をトットト歩けば30分足らず。
 根曲ロードの渡渉地点で給水した。
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地理院タイル
  
 15時30分から仕切り直し。ひとコブ越えると、県境線や林道は谷を横切るから、これらの西側の稜線を歩いて県境線と合流した。 
 
 県境は、明瞭な踏み跡とピンクのテープが有って、やっとジタバタ劇から解放されたか、、の?
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 女神山が近くに見えてきた。
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 16時40分に標高点636ピークに着いて、テントを張った。
 
 30日、6時15分に出発
 ピンクのテープは此処まで、出発してから10分後だった。
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 ブナの大木
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 8時05分、642ピーク 三等三角点で「手前森」
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 中央に目的地が近づいて来ました。
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 チョットだけど急登。
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 クマさんの食痕かの?
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 中央奥に笹峠。
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 11時45分、到着。
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 12時15分、県道12号線のドンツキ。イメージ 20
 出発点の巣郷温泉には14時ごろ帰着。
 ひと風呂浴びた15時半頃から雨になった。
「降られなくて良かったですね」と、御かみさん
「そ、運の良い奴です」
「ほんとにねぇ~」と言って笑ったのだった。
 
            おしまい。