因業雁木

中央分水界

笹森山から八幡平18/09/14・15・16・17

今年の夏は暑かったし豪雨も有った。
暑い時は歩かないから、死ぬまでホリデーなオヤジは8日ほどボランティアへ。
作業は9時頃から昼休憩を挟んで2時30分頃まで、15分作業の15分休憩でガバガバ飲めども作業を始めてから終わるまでシッコの回数はゼロ。
?な作業に消化不良な日も有ったが、熱中症訓練にはなったかの。
この地の最低気温が20度を下回ってくると、日中の気温が34℃前後の中で暮らしていた身には別天地に思えてくる。
10日間天気もマァマァとなるとヨッコラショなんだけど、雷さんだけが気がかりだったが、杞憂に終わった。
地理院地図を加工
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14日
前日は国見温泉の森山荘に泊まって、谷向こうの笹森山へ7時30分出発。
8時10分、登山道を歩いて笹森山。
6月に見た花がまだ咲いているのかなと思ったがチョット違った。
6月の花
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此処から横長根の登山道までの2.8kmは、予定していた倍の9時間掛った。
背丈を越える笹漕ぎで、顔を出せるのはピンポイント。
唯一のピンクテープ
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1115分、標高点982ピークから下った尾根。
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1240分、標高点1115ピークまで400m
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1450分、ヤットコサで標高点1115ピークに到着。田代湖
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まだまだ遠い横長根、少し下ればずっと潜航。
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見上げると折られた枝、潜航中につき見たのは此処だけだった。
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17時ジャスト、右の藪から這い出たのだった。
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今日分は飲み干して、11本のおやつ的なジュースも残り僅か。
4~500m下れば渡渉地点なんだけど、この辺りでテントを張るのは憚れるから小屋を目指して先を急ぐことにした。
 
とうとう日は暮れた。
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尾根から盛岡市
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横岳には19時に着いて、標識の「地森」が分からんから「男岳」方面へ。
結果オーライなんだけど「スマホ様ー」も「阿弥陀池避難小屋」も脳ミソからストンと抜け落ちていて、僅かに残っていたのは「避難小屋」が有るとゆう事だけ。
少し進むと「阿弥陀池分岐」この期に及んでもまだ阿弥陀池と避難小屋が繋がらない。
水が有るならと少し下ったけど、深い暗闇に下りて行く勇気が無くて引き返したのだった。
さらに男岳方面に歩いてコブを越えると、岩ゴロゴロな急斜面。
万事休す、横岳でテントを張る事にして引き返した。
阿弥陀池分岐まで引き返すと、角柱のこちら側の地面の辺りに「阿弥陀池避難小屋」「0.3㎞」のプレートが貼り付けてあったのだった。
実にお間抜け「バカの大足、間抜けの小足」ってホンマかのー、ヒョットして痴呆? ←?はいらねーだろう。
20時、ノックして「こんばんわー」客はワシ一人だった。
 
 
15日
朝5時の朝焼け、おどろおどろしいほどの赤だったがコンデジはこんなものかとちょっと残念。
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6時30分出発
横岳への尾根から小岳。
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横岳から岩手山
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地森から避難小屋、お世話になったけど見たく無い景色でもある。
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渡渉するのは忍びないけど、冷たい水はゴクリ。
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湯森山から秋田駒ヶ岳
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 笊森山(ざる)へ、思ったより低い?
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そろそろピークかと思っていたらさらに。
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さらに。
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最後に小さな「笊」が有った、とゆう事でいいのかな?
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10時10分、笊森山
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笊森山から乳頭山、ずっと奥に八幡平?
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乳頭山右向こうの尾根を、これぞ中央分水界とトットト歩いてしまった。
 
乳頭山、中央の窪みがそれかの。
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12時。乳頭山から秋田駒ヶ岳と笊森山。
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直下の分岐からかまぼこ尾根へ、復帰したのは14時だった。
 
14時40分、田代平から振り返って乳頭山。
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15時、中央に向かって藪漕ぎかと一瞬思ったが、ガレた登山道を素直に下る所だった。
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乳頭温泉分岐辺りで若いお兄さんに追い抜かれた「どちらまで?」「大白森山荘まで、後1時間位かの」と言ったけど、若者は1時間でワシは3時間掛った。
18時10分。ヤットコサで大白森、今日も日暮れてしまったか。
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頂上付近の木道が終わり笹の被った道になったけど、笹はこまめに折られていて大白森山荘に着いたのは19時だった。
笹を小まめに折ったのは、追い抜いて行った若いお兄さんだろうから礼を言わないと、と思っていたが言いそびれた。
山荘には単独の男性と女性と若いお兄さん、小屋の外でぼそぼそと酒のつまみを喰って寝た。  つづく