因業雁木

中央分水界

沢尻岳から笹森山 18/06/23・24・25・26


前回の続きで、沢尻岳から北へモッコ岳、五番森、地森(三角点)地森山(電波反射板)貝吹岳、笹森山へ。


出発前は10日間天気が微妙に変わるから、母成峠から板谷峠山形新幹線の峠駅)への2択だった。
地理院地図を加工
イメージ 31

天気はどっちもどっちで、大荒沢岳からの景色に惚れた。
(5月27日撮影)

イメージ 1
 

21日は国見温泉の森山荘に泊まった。


22日は生憎の雨と風とガスで、谷筋に沿って雨が縦縞模様に流れていてアァ~。
10時頃から天気は回復傾向だったが、立ち直りの悪いオジサンはもう1泊する事に。
ボーとしていてもしょうがない、運動がてら貝吹岳から南の景色を眺めに出発。

ダラダラ下ってゲート脇から旧国道へ。

イメージ 2


旧国道から旧仙岩峠までは軽トラ道。
イメージ 3


右端に残雪の見える大荒沢岳、少し左にモコッとモッコ岳、日の当たっている辺りが五番森かの?
イメージ 4
貝吹岳頂上は風が強くて、立って居るのがやっとだった。

田沢湖

イメージ 5


 Upで、中央に国見温泉、左手に笹森山。
イメージ 6

国見峠
イメージ 7


イメージ 8
 
笹森山から鳥海山
イメージ 9

イメージ 10



三角点名は「国見峠」

イメージ 11
頂上では、電波反射板の撤去作業中だった。
貝吹岳から笹森山は尾根を捲く登山道歩き、中央分水界歩きとしては気が咎めるけど「歩いた」事にしておこうかの。

23日。
 当初は、貝沢登山口(46㎞)までは自転車で行く予定だったが、1日ずれたので車で移動。
どん突きまで車を入れて歩き出したが、2カ所の渡渉地点が増水すれば帰れんかもなどと気になりだしたらもう歩けん。
車は登山ポストまで引き返して停めた。
若者3名が準備中で、高下岳登山口に車をデポして縦走するとの事だった。
 若者は写真を撮りながらぶらぶら歩き、抜きつ抜かれつだったがオジサンは汗ダクダクで腐れ木に座って一休み、そのうち声も聞こえなくなった。
イメージ 12
 
イメージ 13

イメージ 14

尾根分岐に11時10分着、11時30分頃出発
イメージ 15
この地を無積雪期に歩くのはワンゲルさん達だけかの。
旅館で造って貰ったデカむすび二個をペロリと食って
進めぇー 孤狼の狸。
(左上は指)
 
若いハイマツさんは枝を横に伸ばしていなくて、どちらかとゆうと手羽先チュウッリプ風、笹がしっかり躾ている?(左下は軍手)
イメージ 16
 
モッコ岳はまだまだ、、、じゃなくて尾根外し。
イメージ 17
 
振り返って沢尻岳
イメージ 18
 
頂上直下のハイマツさん。右側に逃げようかと思ったけど、中央突破でそれなりに歩けた。
イメージ 19
 
15時。二等三角点で点名は茂古山。
イメージ 20
 
手前の残雪の上でテントを張った。
イメージ 21
 
24日4時起床、5時50分出発。
イメージ 22
 昨夜は定番だったカレー御粥、おも湯をすすりながら人参を少々食べたのみ。
今朝も食欲が無くて、残りは穴を掘って埋めた。
藪の中では未だビビリバビリブーなオヤジなんかの~、以後カレー御粥のおしまい。
尤もオヤジの遠足におやつはたっぷりなんだが。
 
7時。標高点1211
イメージ 23
ポツリポツリとハイマツさんの集団、枝は細くマ~それなり。
 
標高点1211から少し下ると若いブナ、尾根筋の小枝は小まめに折られていた。
イメージ 24
 
平坦な所はコース取りが難しそうだと眺めていたが、潜り込めばそれなりに歩ける所。
イメージ 25
 
標高点1074手前から、色変わりのピークが五番森。
灌木やハイマツさん達とはお別れかの。
イメージ 26
 
冷たい風も吹き上がって来て良いネ、いいネ~
イメージ 27
 
おっと、あんたさんは羽後朝日岳!ドッキリ
イメージ 28
登り詰めたら「左へ」の思いが強すぎたのか、左へ左へと歩いていたら登ってきた尾根を下っていた、アァ~久しぶりのUターン。
地理院地図を加工
イメージ 29
 
12時40分、標高点1025から岩手県側。
イメージ 30
 
16時、五番森手前の鞍部で給水して、尾根にテントを張った。
夜半は雨で風が吹いた。つづく