岩ノ子谷から温見峠18/10/18・19・20・21
良い季節なんだけど天気はぐずつくし台風も来た。
10日間天気に☂マークが一つでも絡むと、軟弱者は食指が動かん。
尤も、歩き出してから天気が崩れるのは、よほどの荒天でない限り諦めて前進あるのみなんじゃけど。
そそくさと準備をして、あたふたと出発した。
地理院地図を加工
勝手知ったる道よと北上したけど(落ちたら死ぬ)の看板脇にゲート。
ならばと根尾越波から廻り込むも、猫峠から少し下った所で道路は抜け落ちていた。
抜け落ちた道路を眺めながら、温見峠までにもこんな所が何カ所か有るんだろうか?歩けない所が有るとしたら、、などと妄想は膨らんで諦めムード。
ぼっちらボッチラと帰るしか無いかなと、峠へ引き返す途中になぜかコロリと気が変わった、青空を見たせいかの?
岩ノ子林道へ少し入って車中泊。
18日6時10分出発。
鹿さんのお出迎え。
地形図の実線道が高度を上げる辺りから川床歩き。
谷出合
前回は中水谷(左)を下ったけど、今回はここから尾根へ取り付いた。
踏み跡は獣道かの。
デカ檜
1095Pが見えてきた、あそこは鞍部からピークまでシャクナゲジャングル。
痩せ尾根でよく育つもんだと感心。
登るにつれてナゲさんは大きくなってきて、まるでバリケード。
季節外れの花2輪。
ラブかファイトか相互扶助?
13時30分、ヤットコサ県境。
こんな山あったかなー?初めて見る山に思えたが屏風山だった。
何処から下るのかと笹と灌木の中をウロウロ、前回は県境線に釣られて少し外れたから今度こそはの思いだったが、あの尾根かな?と登って来た尾根に釣られてシマッタのだった。
大よそ50分下ると急な落ち込みになって、ヤレヤレと1095P辺りの尾根を眺めながら引き返した。
小枝に足を掛けてイングリモングリと越えた所も有ったのに、似たような所は有るもんだとしか思っていなかった。15時20分復帰
1095Pは見えてはいるが、、
なかなか捗りません。
18時40分。前回の泊地でもあり下山地点に到着。
暗い谷を下って給水した。
19日7時出発。
日本海側を雷雲が通過中とのことで、雑音が入って遠雷も時折聞えていたが、見渡す空は晴れていて薄雲が少したなびいていた。
前回は、この景色を見て挫折した。
「何とかなるでしょ」な景色だけど、疲れている時に眺める景色は別物かの。
ナゲさんの手の届かない所を捲く。
10時40分頃にとうとう雷さんがやって来た、グッと冷え込んで雨霰。
檜の根っこの洞の中へ逃げ込んだけど、この木に雷が落ちたらコンガリと焼きあがるのかな?
雷さんは15分位で、さっさと東へ。
ナゲさんは1095東側のピーク(1070P)までで、1095には11時50分に着いた。
振り返って、左端に屏風山と歩いてきた尾根。
ヤマブシタケと不明キノコ。
18時10分に1093P、今日も暗くなってしまった。
踏み跡を少し広げてテントを張った。つづく