因業雁木

中央分水界

17/06/12・13・14 佐門岳から温見峠(途中下車)


 越美国境(本巣市)の稜線歩きは、佐門岳から屏風山を越えて温見峠まで。
 4日も有ればと思っていたが、屏風山南西の標高点1095ピーク西の鞍部から途中下車。
 屏風山からはシャクナゲのジャングルが点在していて、跳ね返されたり絡まった枝に足踏みをさせられたりで、気持ちが折れてしまいましたw
 前日は、うすずみ温泉色彩館に投宿、柔らかな湯と露天風呂を吹き抜ける風は極楽。
 
 12日、車で上大須ダムの登山口へ。
 車止めが2カ所有ったが自己責任で通らせて戴きました。
 8時20分出発。此処からは作業道歩き。
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 10時40分。佐門岳、三等三角点で「佐門岳」
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 佐門岳北の1200ピークには、ヒノキの大木と「赤布さん」赤布は生木に括り直して置きました。イメージ 25



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  国境稜線から屏風山が見えてきた。
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 所々に木藪、獣は捲いていて踏み跡は枝の下。
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 よく踏まれていて歩き易い所も有る。
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 12時40分。近くに見えるけど、谷をぐるりと捲くから頂上に立つのは明日のお話。
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 尾根筋のヒノキの大木とアメンボウ。
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18時10分。登山道と合流。
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 谷の水を給水して、テントを張った。

 13日。6時10分出発
 登りの尾根から
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 右上から激下って中央の尾根を歩くのかなと眺めていたのだが、、、

 7時40分。屏風山、二等三角点で「屏風山」
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 ピークの肩へ
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 ピークの肩から
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 良い尾根が続いているな~と今日も眺めていたが、中央のコブから右の尾根に乗るとところだった(ちょっと写り込んではいるもののいまだ理解出来ていなかった)

  激下りを振り返る、おおよそ一時間掛った。
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 歩く尾根は梢の向こう
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 この尾根は怪しいと気付くのが鍛えられたヤマ勘の秀逸なところだけど、シャクナゲを掻き分けながら引き返すのはトホホ。
 
 16時頃、1095ピーク西の鞍部から大野市側の谷を下って給水した。
 越えて来た1095ピーク辺りからは笹原になっていて、これならまだ歩けそうだと登ってみたものの、又してもシャクナゲのジャングルが広がっていて意気消沈。
 鞍部に引き返してテントを張った。
 登山届の下山日まで後2日。
 全行程20㎞の約半分を歩いてはいるものの、今日歩けたのは約3キロメートル。
 岩ノ子谷へ下る事にして寝た。
 世間は「敗退」なんだろうけど、ワシ的には少し意味合いが違う。
「またおいで」と山ノ神のご宣託。
 山ノ神に愛されているが故の「またおいで」なのです。   
 
 14日
 昨日越えて来た標高点1095ピーク西側から南への尾根(標高点932ピーク)を下って岩ノ子谷へ。
 標高点932ピークのヒノキ。
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  ピタリと谷出合で、正面はムクロ谷。
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 水量は少なくなだらかな谷。
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 釣り人が入って来ているとゆう事は一安心。
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  高捲く所も有ったが、トラロープやピンクのテープに助けられた。イメージ 21
 谷出合、右からは東水谷。
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 沢下りの終了。
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 トボトボと林道を下った。
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 おしまい。